Googleの画像検索が改良されました
画像検索システムが見やすく&検索しやすくなりました
Googleで使用されている画像検索の機能が改良されました。
具体的には画像検索システムが見やすくなり、検索のアルゴリズムが改良されています。
またモバイル機器からの検索も見やすくわかりやすい仕様にしました。
きっかけはジェニファー・ロペス
Googleの検索機能は、はじめはテキスト(文字)だけのものでした。
検索機能改良のきっかけは、女優のグラミー賞。
2000年のグラミー賞を受賞したジェニファー・ロペスが、会場で着ていた緑色のドレスの情報を全米のユーザーが検索した事が始まりです。
どこで売っているどんな物なのか、という情報はどうしても文字では調べる事が出来ませんでした。
そこでGoogleでは画像を検索する機能を追加。
現在に至ります。
新機能その1 キャプション
今回の画像検索の改良により、画像を検索すると画像だけではなくサムネイル画像にキャプション(タイトル)が付くようになりました。
キャプションに表示される文字は「Title」の部分。
つまり、画像に対していかに適切な単語がタイトルになっているかが大切になります。
新機能その2 画像検索アルゴリズム
画像検索をした場合、下記の要素が重要視されるようになりました。
・権威
・新鮮さ
・重要さ
権威
例えばあなたが『部屋から眺めの良い旅館』に泊まりたくなり、画像で検索したとしましょう。
その際に一般のブログでたまたま眺めの良い旅館に泊まった話(画像)と、旅を専門に扱ったブログで紹介されている眺めの良い旅館に泊まった話と、どちらの情報を重視されるでしょうか。
権威というのは、いわば専門性なのでしょう。
餅は餅屋という事です。
新鮮さ
これも権威の分野と同じお話です。
『部屋から眺めの良い旅館』の画像で、最新のものと10年前の物とでは、最新の方を見たいですよね。
情報は鮮度が命というのは、検索の世界でも変わりません。
重要さ
記事に使用される画像は、それが重要であるほど先に紹介されるもの。
ページの最初の方に表示される画像ほど重要という判断をするので、重要性が高い程上位に検索されます。
上記二要素と同じく『部屋から眺めの良い旅館』で例えるなら、旅館を紹介する記事で一番先頭に持っていくべき画像はやはりお店のウリとなる部屋からの眺めなどでしょう。
冒頭から室内に置かれているお茶菓子や、廊下を紹介するサイトは無いと思います。
どちらかといえば最初にバーンとウリの部分を出して、その後に少しずつ良い所を紹介するのが記事として優秀ではないでしょうか。