医療・健康サイトのためのE-A-T攻略法
医療・健康サイト(E-A-T) に対する誤解
E-A-T はあらゆるサイトで問題になるわけではない
極めて高い E-A-T が求められるジャンルのサイトもあれば、E-A-T があるに越したことはない程度のジャンルのサイトもある。
たとえば、編み物をテーマにした個人ブログでは熱意は必要だろうが、専門性はなくてもかまわない。
芸能人のゴシップをテーマにしたサイトではもう少し専門性が求められるかもしれない。
ペットの健康を扱うサイトでは比較的高い E-A-T が必要になるはず。
がん治療のサイトでは E-A-T は決定的に重要。
1. 負け組サイトの 51 % は 2017 年 3 月に実施されたコアアップデートの影響も受けていた。
2. 勝ち組になった健康系サイト運営企業は負け組企業よりも 28 年社歴が長かった。
3. 記事ページに著者紹介が書いてある率が、勝ち組サイトは負け組サイトよりも 16 % 高かった。
4. 勝ち組サイトは、本当の専門家を使っている率が 258 % 多かった。
5. 勝ち組の健康系サイトでは、医療の監修者を使っている率が 34 % 高かった。
クリニックであれば医師の監修は必須です
例:不妊治療クリニックであれば、不妊治療に精通した医師の監修が必要
6. 勝ち組の健康系サイトでは、編集方針を明確にサイトに掲載している率が 45 % 高かった。
7. 負け組サイトでは、医療関連のコンテンツを含むページに CTA (Call to Action) 要素を設置している率が 443 % 高かった。
8. 同様に、負け組サイトでは、YMYL コンテンツにアフィリエイトリンクを設置している率が 117 % 高かった。
9. 勝ち組サイトの企業は、Wikipedia に掲載されている率が 21 % 高かった。
10. 勝ち組サイトの企業は、授与された賞や栄誉をはっきりと掲載している率が 850 % 高かった。
11. 勝ち組の健康系サイトは “HONcode Certified” である率が 213 % 高かった。
12. 勝ち組サイトは、コンテンツ内から外部への引用へリンクしている率が 24 % 高かった。
13. 勝ち組サイトは負け組サイトよりも、Trustpilot のスコアが 1.9 ポイント高かった。
14. BBB の評価とは、勝ち組サイト・負け組サイトとも明確な相関関係は見られなかった。
15. 負け組サイトは、コメントやそのほかのユーザーが投稿するコンテンツを YMYL 系ページに含めている率が 90 % 高かった。
16. 勝ち組サイトは、Flesch-Kincaid readability スコアが 7 ポイント高かった。
17. Readable で計測すると、勝ち組サイトは YMYL コンテンツにおいて “very formal” な文体を使っている率が 728 % 高かった。