年齢確認が必要であればDiscoverに掲載されない恐れも
ニュースには掲載されているのに Discover には掲載されていないサイトがあり、謎を追求しようという動きが一部で高まっていました。これに対し、サイトに訪問したときに要求される年齢確認が関係しているのではという疑問があがりました。 Google の Danny Sullivan(ダニー・サリヴァン)は次のようにコメントしました。
調べてはみるが、私たちのシステムは年齢確認を要求するコンテンツを Discover に掲載しない可能性がかなり高そうだ。
Google Discoverとは
Google Discoverとは、ユーザーの興味関心に基づき、Googleが自動的にコンテンツを表示してくれる機能のことです。Googleアプリか、Android端末からhttps://www.google.com/にアクセスすることで表示されます。
表示されるコンテンツは特に制限はなく、特定の実装も必要ありませんが、インデックスされていることがポイントです。直近1~2週間で公開されたコンテンツが表示されることが多いですが、仕組みとしてはWeb上の全コンテンツが表示の対象となります。
Google Discoverでは、ユーザーのこれまでのGoogle検索やYouTubeの閲覧状況などをベースに、その人の興味関心を把握し、その情報を基にコンテンツを表示します。そのため、一般的なフィードと異なり、その時々で表示されるトピックが変わる場合もあります。
出典 https://markezine.jp/article/detail/36807
年齢確認サイトは進めない
年齢確認が必要なサイトはさまざまあります。一つは加熱式タバコを販売するサイトです。また成人向けのアダルトサイトもこれに当たります。
これらのサイトの特徴は、年齢を問うような画面が表示され、それにこたえなければ先に進めないということです。
生年月日の入力を求められるサイトもあります。
記事はインデックスされているものが多く、 Googlebot はクロールできていて、通常の検索であれば検索結果には出てきています。
しかし、Discover では、年齢確認のページが挟まると掲載対象から外れるのかもしれません。
コンテンツポリシー違反か
ひょっとしたら年齢確認ではなく、 Discover のコンテンツ ポリシーに違反している恐れもあります。
googleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏もポリシーもチェックしたほうがいいと提案しています。
コンテンツ ポリシーではタバコは明確には禁止されていませんが、商品リッチリザルトでは構造化データでタバコのマークアップがこの間禁止されました。
タバココンテンツがディスカバーに出てこないのは、ここら辺も関連しているのかもしれません。
構造化データの関係か、年齢確認の関係かは現状分からない部分が多いです。
しかし、SEOではこのようなことが往々にしてあります。
結論が出るのを待つのもいいのですが、自分なりに解釈し、対応するということも大事です。