httpsはいらない子なのか

https消すのやめます

現在リリースされている、google cromeのバージョン69。
先月のバージョンアップでアドレスバー(Googleではオムニボックスとも言います)でアドレスの中のhttpsが消えたという報告をしましたが、なんと9月下旬のマイナーアップデートで表示されえる事になりました。
このマイナーバージョンアップをした理由は、特にアナウンスされていないようです。

https消すのやめるのやめます

そして今月にリリースが予定されているgoogle cromeのバージョン70。
このバージョンアップではまたhttpsの表示が消えるそうです。
なぜ前回のバージョンで戻したものをまた消すのか、こちらも現時点ではアナウンスがされていません。

Googleの基本姿勢はそうそう変わるものではないので、安全なインターネット環境を整える為のバージョンアップなのでしょう。

最初に変えておけば安心

・アドレスバーに『chrome://flags』と入力する。
・英語のページが出るので『Omnibox UI Hide Steady-State URL Scheme and Trivial Subdomains』で検索。
・右の設定部分(大抵はDefaultになっている)を『Disabled(無効にする)』に変更

という前回の設定をしておけば、バージョンが変わっても今のままで楽しめます。。

Googleの安全に対する考えはわからないでもないですが、根本的な問題解決をしないままユーザーが利用するブラウザ設定を変えた所で混乱するだけのような気もしますが、どうなのでしょうね?

Googleの思惑

ブラウザ界においてはGoogleがほぼ一強なので、ネット環境を利用する人達は従わざるを得ないわけですが、ユーザーにとってもSEO界隈にとっても不便なお話です。
Google側の見解では「https」と「www」は表示されないが好ましいとはされていますが、例えば。

https://

https://www.

この二つのサイトは似ているようでまったくの別物です。
ユーザーがサイトを見ている時はwwwが省略されており、どちらのサイトを見ているかわからなくなります。
またSEOでもこの二つの別サイトを別々に分析するのがかなり手間となるでしょう。

順位取得ツール等を使用されている方は、設定の見直しが必要になるかもしれません。

SEO Consultant

2003年頃からSEOに興味を持ち、情報の少ない中英語サイトから学びつつ、多くのサイトを運営し順位を追うことで、常にGoogleの変化を理解し、時代に合わせてSEOコンサルティングしています

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