Safariが画像フォーマットとしてWebPをサポート
Safari が WebP をサポート
Apple 製ブラウザの Safari がバージョン 14 で WebP を正式にサポートする予定です。
次バージョンの 14 で WebP を標準機能としてサポートすると Apple は発表。
正確にはベータ版でのサポート。正式版でサポートを見送る可能性が0ではありません。
ここは注意してください。
WebP はスピードアップに最適
WebP は Google が開発した画像フォーマット。
JPEG や PNG に比べると、25 〜 35 % サイズが小さくなるのです。
最軽量の画像フォーマットである WebP を使えば、ページ表示の高速化に役立ちます。
画像は、JavaScript と並んでウェブページの表示速度を大きく左右する要素です。
WebP はスピードアップに最適な画像フォーマットといえます。
多くのブラウザが WebP をサポート
WebP は比較的新しいフォーマット。そのためJPEG や PNG、GIF と比べるとサイトでの利用もブラウザサポートも遅れていました。
しかし、現在は多くのサイトで使われているしブラウザもサポートするようになっています。
現在は、グローバルで使われている約 78 % のブラウザが WebP に対応しています。
そしてSafari がようやく仲間に加わります。
PC 版および iOS 版の Safari 14 からサポート予定です。
100 % のブラウザが WebP をサポートしているわけではないのでフォールバックは今後も必要です。
<picture>
<source type="image/webp" srcset="flowwer.webp">
<source type="image/jpeg" srcset="flowwer.jpg">
<img src="flower.jpg">
</picture>
Safari の WebP サポートはたいへん歓迎すべきアップデートです。
非可逆圧縮でもアルファチャンネルを扱えるということは、透過した画像もWebPとして書き出すことができるということです。
次世代フォーマットともいわれるWebPですが、なんと2010年から存在していたようです。
Safari が WebP をサポートすることによって スピードアップに最適な WebP をより採用しやすくなります。
ちなみに読み方はウェッピーです。ウェブピーではありませんので注意が必要です。