Googleが リッチリザルトに新しいプロパティをサポート 新型コロナウィルス対応
Google はイベント リッチリザルト用構造化データのガイドラインを 更新しました。
全世界で流行しているコロナウイルス。こちらの対策をweb上でも行えるようになりました。
開催予定だったイベントの
- 中止
- 延期
- オンライン開催
などの状況を反映させることができます。
新型コロナウィルス (COVID-19) の影響で多くのイベントが中止を含む変更を余儀なくされました。
こうした状況に対応するために新しいプロパティをサポートしました。
新しいプロパティのサポート
Schema.org 7.0 の公開に合わせて、schema.org/Event の新しいプロパティをイベント リッチリザルトでサポートします。
新たにサポートされたプロパティです。
VirtualLocation
: 物理的な場所での開催ではなくオンラインでの開催に使うプロパティ。location
プロパティの値として指定可能eventAttendanceMode
: イベントの開催形式を示すプロパティ。値を次の 3 つから指定するOfflineEventAttendanceMode
(物理的な場所での開催)OnlineEventAttendanceMode
(オンライン開催)MixedEventAttendanceMode
(物理的な場所とオンラインの両方で開催)
eventStatus
: イベントの現在の状態。値を次の 5 つから指定するEventCancelled
(キャンセル)EventMovedOnline
(オンライン開催に変更)EventPostponed
(延期、再日程未定)EventRescheduled
(日程変更)EventScheduled
(予定どおり開催)
詳細は、デベロッパーサイトの技術ドキュメントと公式ブログのアナウンスで確認してください。
(※デベロッパーサイトの技術ドキュメントは、この記事を公開する時点では英語ページのみ更新済み)。
リッチリザルトとツールの更新はまだ
新しいプロパティがリッチリザルトに反映されるにはまだ多少の時間がかかるかもしれません。
どのように表示されるかはわかりません。
リッチリザルト テストツールや構造化データ テストツールでは、新たに追加されたプロパティに対して警告出るかもしれません。
ツールのサポートがまだ間に合っていないためです。
新プロパティの検索結果でのサポートそのものが最優先のコロナ対応だったはずで、ツールは次点になります。いたしかたないでしょう。
ツールで検証できない場合は、実装に間違いがないことをいつもよりも入念にご確認ください。
イベントのリッチリザルトを構成していて、内容に変更があった場合は新たにサポートされたプロパティを必要に応じて追加するといいでしょう。