グーグルのタイトル書き換えはランキングに影響しない?
グーグルがインデックスする際にタイトルを変えることがあることをご存じでしょうか。分かりやすく説明致します。私たちがホームページを作る際に通常タイトルタグというHTMLタグを使い、そこにホームページのタイトルを書きます。
そしてGoogleのロボットがそのホームページを見つけ、検索リストに加えます。リストに加えた際に表示されるタイトルがタイトルタグ内の文字です。これが従来の手法でした。
要はこちらで入力してたタイトルをGoogleもそのまま活用していたのがこれまでのやり方。しかし今後はタイトルがGoogleによって変えられる可能性があるというのです。既に影響は出始めておりますが、このタイトル変更は検索順位にも影響するのでしょうか。
こちらについてご説明致します。
なぜタイトルを書き換える?
タイトルタグというのはそのホームページの顔です。それを勝手に書き換えられたらホームページの作成者としてはたまったものではありません。現に今回の変更について全世界から懸念の声が出ているようです。
しかし、ここにはGoogleの事情もあるようです。どのような事情なのでしょうか。これを聞くと、なるほどなと納得する方も多いかもしれません。
タイトルがSEO対策にとって大事だということは多くの人が知るところになってきました。その結果、多くの方がどのような行動をとったか。ホームページのタイトルを長くする方が多くなったのです。さらにそれだけではなく、検索上位を狙うためだけのタイトルにしたり、ユーザーにとって不親切なタイトルになっているということが多々発生したわけです。
タイトル書き換えはランキングに影響する?
タイトルタグが書き換えられたからといって、それはランキングに影響はないと考えられています。検索結果に表示するタイトルは、ランキングが決定したあとに生成されると言われているからです。ただし注意が必要で、title タグと違うタイトルが表示される、との理由で title タグを修正した場合は、ランキングに影響が出る可能性はあります。なぜかというと、title タグは変わらずランキング要因の 1 つだからです。
また、タイトルがありきたりのものだと未インデックスにされる可能性も高くなります。
また書き換えタイトルもまったく異なるものではなく、H1、H2タグなどから付けられることがほとんどであるようです。
Google側の懐事情
グーグルのサーバー用量は5ゼタバイトを優に超えるとのことです。1ゼタバイトは10億テラバイトつまりは50億テラバイト以上ということですね。あまりの数に想像もつきません。
もちろんこれらのサーバーセンターは大変な建設費がかかります。それだけではなく、セキュリティもかなり強固なものになっています。当然ここにもお金がかかっています。セキュリティはデータの重要度などから約6層に分かれており、虹彩センサーなどのセキュリティが設けられています。最終の第6層には一部の限られた技術者しか立ち入ることはできないと言われています。
これらは建設費だけではなく、維持費にも膨大な金額がかかっています。
近年、未インデックスとされるページが増えたような気がしますが、それはGoogleが管理しきれないためとも言えます。
まとめ
グーグルのタイトル書き換えはアップデートに影響しないかについてご説明致しました。やはり一般的な考えとして、自分のまったく予期しないタイトルが検索一覧に表示されるというのは少々不思議な気持ちになるものです。
ただし、これもケースバイケースで、そのページにあったふさわしいタイトルになってる場合もあります。このときはGoogleに素直に感謝したいですよね。