Googleがアルゴリズムのアップデートを別々に展開する方針
SEO対策に日夜励むものにとって、アルゴリズムのアップデートが突然行われることは非常に悩みの種です。
昨日まで検索上位だったものが突如圏外になってしまう虚しさはなんとも形容しがたいものです。
ただ、今後このような悩みはこれまでよりも減るのかもしれません。
Googleがアルゴリズムのアップデートを別々に展開する方針でいくようなのです。
影響を配慮する?
ヘルプフル コンテンツ アップデートの直後にコア アップデートを Google が展開したのは偶然とは思えないーという Twitter での発言に Google の Danny Sullivan(ダニー・サリバン)は次のように返しました。
この投稿を見たところだ。アップデートを互いに切り離すように、あるいはなるべくオーバラップしないように私たちは懸命に取り組んできた。クリエイターたちがアップデートをよりきちんと理解できるようにするためだ。だから(ヘルプフル コンテンツ アップデートの後に)コア アップデートを予定していたのは偶然ではない。でも、ヘルプフル コンテンツ アップデートの展開が終わるまで待つことにしたんだ。
検索を改善すると確信するアップデートを保留できないために、いくつかのアップデートがオーバラップしてしまうことが避けられない状況もあるだろう。しかし、アップデートが起きるときはそのアップデートに関してより多くコミュニケーションをとってきた。検索ランキング更新のページもそれに含まれる。
アップデートのオーバラップが避けられないときは、特定の順位変動は何の原因による可能性があるのかをサイト管理者がわかるように(多くのサイトにとっては、アップデートはまったく変動はないのだが)、できるかぎり間隔を空けるようにしてきた。
ここから分かるのは、googleは意図的にはアップデートを行っていないということです。
日本のメリット
幸い、ヘルプフル コンテンツ アップデートとプロダクト レビュー アップデートは、日本語サイトには導入されていないのです。関係してくるのはコア アップデートだけです。
しかし、英語のサイトには 3 つのアップデートが間髪を入れずに実施されます。
これを同時展開しないのは、Google の配慮とのことです。
しかし今後はどうなるのか分かりません。
本当のところをいえば、コア アップデートの前に事前に通知してほしいというのが、総意でしょう。
しかし、意図的に同時に実施していないということが分かっただけでもまだましとは言えそうです。